はじめに
電子レンジは便利ですが電磁波や栄養破壊など危険性を指摘する論文や研究も複数あり「電子レンジで調理したものは食べるな」という専門家も少なくありません。
それをデマだとか嘘だとか言う声もあがっていますが論文や研究などの根拠があるものを真偽のはっきりしないデマや嘘だと一方的に否定することはできません。
結論から言うなら電磁波の危険性は回避できますが栄養破壊という点では電子レンジをお使いなら必ず読んでもらいたい少しやばい話になります。
「電子レンジで調理したものは食べるな」、その真偽は一体どういう根拠からきているのでしょうか。こちらの記事では、電子レンジの危険性や栄養破壊について読みやすく徹底解説しますので真偽のほどや何かしらのお役に立てれば幸いです。
電子レンジが出す電磁波の危険性
電磁波が人の体に与える影響については多くの研究がされており、電子レンジの危険性の真偽はデマでも嘘でもなく根拠となる論文の存在が複数があります。
例えば、関西医療大学紀要第12号の「人工電磁波がもたらす健康被害について」という論文では、EHS(電磁過敏症)のメカニズムは今のところ不明であるとしたうえで人工電磁波が人に及ぼす危険性をうまくまとめてくれています。
デマだデマだと言い切る人にはぜひこういった真偽について確認して欲しい論文のひとつ。また、危険性を指摘する根拠でもあります。
内容は、
真偽のはっきりしないデマや嘘といったうわさ話ではなく、根拠となる論文や研究が存在するので電磁波(マイクロ波)による電子レンジの危険性については考慮する必要があります。
参考論文:「人工電磁波がもたらす健康被害について」
電磁波の危険性は強さより距離と暴露時間
嘘やデマといった真偽のはっきりしない情報もありますが、マイクロ波(電磁波)の危険性は専門家が認めるレベルであることは少しご理解いただけたかと思います。
雷の放電や太陽風といった地球上に存在する自然な波動である「シューマン共振」は、約8Hz から数十Hz にわたる周波数域で人の脳波であるα波・β波の周波数域とほぼ同じです。
いっぽう、電子レンジが発する電磁波は2.45Gzですので非常に高いレベルであることがわかります。しかし電子レンジなら電磁波を浴びる危険性は回避しやすいです。
電磁波の影響はちかければ近いほど強く受けることとなり距離が遠くなればなるほど危険性は少なくなる。さらに浴びている時間が長ければ長いほど電磁波の危険性はそれに比例して高くなります。
たとえば、電気毛布やホットカーペットなどは近距離で長時間当ることになるので、こういった電化製品やWi-Fiのある部屋、長時間のスマホ使用などで電磁波(マイクロ波)危険性は高まるわけです。
電子レンジなら温めるあいだ離れていれば電磁波の危険性をかんたんに避けることができます。どちらかといえば電子レンジのやばい点は食材にふくまれる添加物や農薬などが変性し発がん物質に変わる点であり栄養破壊するメカニズムのほうです。
物質変性や栄養破壊で起こる影響
電子レンジで温める仕組みと栄養破壊の危険性
出典:Photo by Mahmoud Sulaiman on Unsplash
「電子レンジでチン」は、熱を当てて温めているわけではありません。電磁波を出す調理器具で、2.45Gzという高周波を出すことにより食材の中に含まれる水分子を振動させて温めています。
その振動は、一秒間に約2億5千万回というやばい数になります。ちなみに水分を含んでいないカサカサの食材や容器単体を温めることができません。この仕組みこそが食材の栄養破壊をする原因です。
高周波の電磁波を浴びた食材は約9割が栄養破壊され酵素にいたってはほぼ全てなくなります。また、ビタミンやミネラル、たんぱく質や脂肪酸など必須栄養素ももれなく破壊されます。これも嘘やデマではありません。
いっぽう、カロリーや食物繊維はそのまま残るので、このようなカロリーばかりで栄養素が抜けてスカスカになった食材のことを、海外では「エンプティカロリー」と呼びます。
現代社会はエンプティカロリーの食材をたべ続けている人が多く新型栄養失調と診断される人の数も増加傾向です。
栄養がスカスカでカロリーだけの食材は、太りやすいだけでなくアレルギーなど病気になりやすく免疫も下がるのでウィルスなどにも感染しやすくなります。電子レンジの危険性は電磁波よりむしろこの栄養破壊によるものの方がやばいです。
電子レンジで温めた水が植物を枯らす
論文ではないですが電子レンジ危険性の真偽を示す実験のひとつに、電子レンジで温めた水を常温に戻したものと普通の水の両方をそれぞれ植物に与えるという実験があります。
その結果、電子レンジを使っていちど温めた水を与えていた植物は枯れてしまい普通の水で育てた植物は枯れません。
電子レンジを使うと水ですら生命体に大きく影響することがわかります。赤ちゃんのミルクをつくるときなど、このような電子レンジの危険性を忘れないでください。
真偽を確かめないで電子レンジの危険性が嘘やデマと簡単に言う人はこのような根拠を全く知りません。ここまででも「電子レンジで調理したものは食べるな」という真偽の根拠はじゅうぶんでしょう。
電子レンジで温める食材の発がん性物質
電子レンジは食材に含まれる水分子を1秒間に24億5千万回も振動。もちろん生物ならあっという間に亡くなってしまうやばい環境。
食材においては水分子を24億回以上も振動させるので細胞の変異が起こります。
放射能被爆した食材を食べると発がん性物質そのものなので発がん性が跳ね上がるように、電子レンジによって細胞が変性した食材は発がん性物質が増加し発がんの危険性も高いです。
電子レンジ使用で激増するフリーラジカルや活性酸素
フリーラジカルや活性酸素がもたらす影響
発がん性があったり、心臓病や脳梗塞、老化や炎症など、さまざまな症状を引き起こす危険性は海外の論文でも指摘があります。
電子レンジの普及と発がん患者の若年層化
近年では、20代でがんを発症する人が増加。20年前までは50代でも珍しかった病気ですが今では20代30代の若年層にも増えています。
危険性がたかまる主な原因は、石油系の食品添加物や抗生剤やホルモン剤などの薬漬けの食肉、石油から生成された医薬品などがあげられますが、電子レンジの普及もおもな要因のひとつとされていることからも危険性がうかがえます。
電子レンジで調理したものは食べるなという専門家が増えるのも当然です。
電子レンジは老化の危険性
出典:undefinedからのSabinevanErpによる画像
電子レンジで調理するとAEGという老化の原因物質が多く作られるという論文もあります。AGEは電子レンジ以外で言うと加熱調理で起こるメイラード反応で大量に発生します。
タンパク質と糖質を含む食材を加熱すると褐色に変化したり、玉ねぎを炒めると茶色に変色したりしますが、これらすべてがメイラード反応によるものです。
AGEはフランスの科学者で物理学者でもあったルイ・カミーユ・メラールという人が1912年に発見し論文にした物質で、体のタンパク質に悪影響を及ぼしたり、コラーゲン線維や血管、骨などを老化させる危険性がわかっています。また、アルツハイマーやがんの危険性が高まる原因因子でもあります。
電子レンジで調理したものは食べるなという気持ちにさせる参考動画で、さまざまな論文を根拠にした解説動画がこちら。
⇒自然療法士ルイ「電子レンジが肥満の原因??急増している新型栄養失調とは」
電子レンジは禁止国があるという噂
電子レンジ危険性と検索すると「電子レンジ 禁止 国」という予測キーワードが出現します。電子レンジの危険性はお伝えした通りなので、危険性に気づいた人が禁止国を調べているからです。
実際に電子レンジを禁止した国はありました。旧ソビエト連邦では電子レンジのマイクロ波が食材や人体に与える影響を考慮し1976年から国レベルで使用禁止。
その後、国を大きく変化させるぺロストロイカによって1990年代はじめに使用禁止がとかれました。しかし、「発がん性物質の増加・栄養破壊・被ばくによる生物学上の影響」という使用禁止の根拠はくつがえされないままです。
ドイツは電子レンジを禁止している?
電子レンジ危険性で検索すると「電子レンジ 禁止 国」という予測キーワード以外にも、「ドイツ 電子レンジ 禁止」といったキーワードも出てきます。
上記でお伝えしたように、電子レンジの危険性を調べている人が検索するワードですが、ドイツの電子レンジ普及率が低いことから「ドイツでは電子レンジが禁止されているのではないか?」と思う人が多いようです。
真偽のほどですが、ドイツは国レベルで電子レンジの使用を禁止してるなんてことはありません。ドイツでは日本のように食材を温めて食べるという文化が根付いていません。
パン食が多く電子レンジでチンする必要性もないことから、禁止してるわけではなくドイツでの普及率は5割から6割程度なので日本ほど使われていないだけのことです。
電子レンジの危険性がデマや嘘というひとは、このような歴史的根拠も知らない場合がほとんどです。
電子レンジの危険性を避けられる「スチームオーブン」
出典:Photo by Jonathan Cooper on Unsplash
電子レンジを使うことによる危険性についてお伝えましたが、どれだけ危険性をあげてもこれだけ普及した現在の社会では、電子レンジで調理したものは食べるなといわれても手放すのが難しいかもしれません。
しかし、電子レンジの利便性をほぼ網羅していて電磁波による栄養破壊や化学熱反応による物質変性を起こさない調理器具がすでに存在しています。
それが「パワースチームオーブン」で、電磁マイクロ波を一切使わず水を蒸気にして調理する、電子レンジの危険性を回避できる健康調理器具です。
脱電子レンジという意味合いだけでなく電子レンジでは出来ないヘルシーメニューも簡単に調理可能。「スチームオーブンレンジ」もさまざまな製品が販売されていますが、こちらは調理メニューによって電磁マイクロ波と水蒸気を使い分ける仕様のものが多いです。
こちらも使い方次第で電磁波(マイクロ波)の危険性を大幅カットできますが水蒸気の加熱で温める際に電子レンジ機能を併用させている商品もあるとのことですので、ご購入の際は確認しておいた方が良いでしょう。
\スチームオーブンを詳しく見たい/
まとめ
1990年には70%も普及した電子レンジですが新型栄養失調やがんは30年でかなりの増加が公表されました。電子レンジの危険性をデマ・嘘という人もいますが電磁波による栄養破壊は論文や研究で複数確認されています。
その原因のひとつが電子レンジの普及だと考えられる根拠はお伝えしてきた通り。加工食品などにふくまれる石油系の食品添加物や残留農薬、牛や鶏や豚に与えるホルモン剤や抗生剤など日本を取り巻く食汚染もやばい状況です。
これらはミトコンドリアを弱らせ、免疫システムを徐々に破壊し、長い時間をかけて人を病気に導きます。食べ物や飲み物は添加物や農薬を避け自然由来のものが一番安全ですし、電磁波は当たる時間をなるべく少なくすることで危険性を低くできます。
また、現在免疫システムが弱っていると感じている方はケイ素(シリカ)やビタミンC、水素などを取り入れることで病気に強い体作りを心掛けていきたいところです。
ケイ素やビタミンC、水素のマイナスイオンをうまく取り入れる方法やその効果については以下のページで詳しく解説しているのであわせてご覧ください。デマや嘘といった真偽不明な根拠ではなく論文や研究などエビデンスに基づいた記事になります。
コメント