育てた胡蝶蘭の蕾が枯れる:慌てず行う対処法と枯れた蕾の処理

根が傷んだ胡蝶蘭の写真 胡蝶蘭の育て方

はじめに

こちらの記事ではお祝いでもらった胡蝶蘭や2度咲を目指し育てているのに、せっかく出た胡蝶蘭の蕾(つぼみ)が枯れてしまう原因と、その対処法について解説します。

胡蝶蘭の蕾が枯れる原因とその対処

蕾のある胡蝶蘭の写真

蕾のある胡蝶蘭の写真

育てている胡蝶蘭の蕾が枯れる原因について以下のとおりです。

乾燥し過ぎている

胡蝶蘭は湿度が高い環境を好みます。十分な湿度を確保しないと蕾や花が乾燥して枯れてしまうことがあります。

対処法:特に暖房や乾燥した風が直接当たる場所では蕾が乾燥しやすい状態なので霧吹きなどで水分をあたえ、風の当たらない場所へ移動させましょう。

水やり方法を間違えている

胡蝶蘭は根腐れを起こしやすい植物です。 過剰な水やりは根にダメージを与え蕾が枯れる原因になります。

対処法:水やりは7日から10日に一回、水やりのコツは土が乾いたらたっぷりと水をやり排水の良い鉢を使うことです。胡蝶蘭を枯らさず育てる水やり方法を参考にしてください。

急激な温度変化

胡蝶蘭は温度変化に敏感です。急激な温度変化や寒暖差が蕾にストレスを与え枯れる原因となることがあります。

対処法:直射日光のあたる窓際やエアコンの風の当たる場所など温度変化の熱い場所にからの移動。胡蝶蘭と直射日光という記事が参考になります。

過度の肥料使用

胡蝶蘭はそれほど多くの肥料を必要としない花です。過度の肥料は逆効効果になります。

対処法:適切な量と頻度で必要以上に与えないように注意すること。与えすぎている場合は植え替えも検討してください。植え替え方法はコチラで確認できます。

病気や害虫の被害

胡蝶蘭は病気や害虫に感染することが起こります。日頃から観察して見つけたら早めに薬や駆除で対処しましょう。

花を咲かせるには枯れた蕾の処理が大切

ラッピングされた胡蝶蘭の写真

ラッピングされた胡蝶蘭の写真

2度咲や3度咲を楽しむのは、枯れてしまった蕾の処置の仕方が重要になります。原因に対処できた枯れた蕾の処理を行いましょう。

まず枯れた蕾を切り取る

枯れた蕾は元の花の茎から切り取りましょう。 枯れた蕾をそのままにしておくと健康な根や茎へ行くはずのエネルギーを無駄に消費してしまいます。

感染予防の消毒を忘れない

蕾を切る際には清潔な剪定ばさみを使用しましょう。 感染を防ぐためにアルコール消毒を行ったはさみを使うことが重要です。

育て方の見直しをする

前述したように、蕾が枯れる原因を参考に育て方やケア方法を改善しましょう。 正しい水やりや湿度の管理、温度の調整など、胡蝶蘭にとって適した環境を整えることが大切です。

健康な部分の保護

枯れた蕾があった花茎には、まだ健康な部分が残っているか確認してください。 健康な葉や花茎は残しておければ胡蝶蘭の再成長を助けてくれます。

新たな成長を待つ

枯れた蕾の処理が終わったらケアを続け、新たな蕾の成長を待ちましょう。 しっかりとしたケアを行うことで、蝶蘭は再び元気な花蝶咲かせてくれるはずです。

まとめ

胡蝶蘭の育て方には手間があまりかからないという側面があり簡単そうに思いがちですが、水やり頻度が少ないだけで、温度や湿度、水やりのコツなど、気を使わないといけないことが多くあります。

しかし、正しく育てれば寿命が長く、何らかのトラブルで蕾が枯れた場合でも復活する可能性は十分あるので慌てすに対処して2度咲き3度咲きと楽しんでください。

 

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