はじめに
こちらの記事では鉢植えの胡蝶蘭を底面給水で育てるため、アクアポットへ植え替える方法を初心者向けにまとめたものです。そのまえにまず、底面給水について15秒で説明します。
底面給水とは
底面給水(あるいは底水栽培)は長期にわたって水やりが不要になる栽培方法です。 鉢(アクアポット)の底に水を張り、その中の給水棒があり必要な分だけ根が直接水に吸収できるようになり湿度調整もらくになります。
胡蝶蘭をアクアポットに植え替えて底面給水で育てる

蕾のある胡蝶蘭の写真
アクアポッドに胡蝶蘭を植え替える方法を詳しく説明いたします。
準備
・胡蝶蘭の株を購入またはご用意できます。
・アクアポッドの鉢底に十分な水を準備をします。
・必要な道具は手袋、剪定用のはさみ、消毒液、新しい成長材(バークや水苔など)などが必要です。
・アクアポッドの下部に水を入れたら胡蝶蘭の株をアクアポッドに入れる前に、根を水に浸しておくと根が水分を吸収しやすくなります。
・アクアポッドの水位を調整します。胡蝶蘭は水を好む植物ですが、根が腐ることを防ぐために水位は高すぎず、根が浸る程度にまで必要があります。
胡蝶蘭の植え替え

着生させた胡蝶蘭の写真
・胡蝶蘭の根を新しい成長材料から取り外します。 古い成長材料は極力取り除いて、根の周囲の空気を取り入れることが重要です。
・根が長すぎる場合は、消毒した剪定用のはさみを使って適切な長さに詰めます。
・アクアポッドに根を入れます。根を水に浸したまま、アクアポッド内に根を配置します。根を均等に広がるように、アクアポッドの側面や底部に密着させます。
・成長材料を根の周りに詰め込みます。 バークやスパゲティモスなどの新しい成長材料を使って、根の周りを順にいきます。
・ 成長材料が根をしっかりとサポートし、水分を保つ役割を行います。
水の管理:長期間水やり不要
基本的に3ポッドの水がなくなるまで水やりは不要ですが、アクアポッド内の水のレベルを適切に検討するといいと思います。水が蒸発した場合や減った場合は、必要な分だけ追加するのもおすすめです。
まとめ
これらの手順に従って胡蝶蘭をアクアポッドに植え替えてください。 胡蝶蘭は湿度を好む植物なので、アクアポッドはその成長に適した環境を提供します。
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