はじめに
胡蝶蘭(コチョウラン)は華適切な植え替えをすれば何度でも花を咲かせてくれます。根の成長や株の健康維持のために定期的な植え替えが必要です。
こちらの記事は植え替えに必要な道具と初心者むけの植え替え方法について詳しくご紹介します。
胡蝶蘭の植え替えに必要な道具について

手袋の画像
胡蝶蘭の植え替えにを成功させるにはそれなりの道具が必要です。具体的な植え替え方法をご紹介するまえにまず、必要な道具についてご紹介します。
新しい鉢やポット
胡蝶蘭の株のサイズに合った鉢を選びます。鉢の大きさは株の根がゆとりを持って広がることができる程度のものを選びましょう。
胡蝶蘭用の培養土
胡蝶蘭は特殊な栽培条件を要求するため専用の培養土が必要。 通気性がよく保水性があり酸性の培養土を使用することが一般的です。
剪定(せんてい)ハサミやナイフ

ハサミの画像
植え替え時に根の整理や古い根の剪定を行うために必要な道具です。 根を切り取る際には鋭利な剪定ハサミやナイフを使い根を痛めいよう注意して作業を行います。
竹串やステーク
植え替え後に株を安定させるために使用します。鉢の中に竹串を立てたり株にステークを立てて固定することで、株が倒れたり傾いたりするのを防ぎます。
ラベルやマーカー
植え替えた胡蝶蘭には、品種名や植え替え日などの情報を書いておくと種類や次の植え替え時期がわかるので便利です。さらに肌の弱い方は手袋を用意するといいでしょう。
初心者むけの基本的な植え替え方法
次はいよいよ初心者むけの植え替え方法について解説していきます。
植え替えの準備

鉢の画像
植え替えに使用する鉢やポットを準備。新しい鉢は株のサイズに合ったものを選び植え替えに使用する培養土を用意します。胡蝶蘭は特殊な培養土が必要で通気性と保水性が優れているものを選びましょう。
株や根の取り扱いは慎重に
胡蝶蘭を慎重に扱いながら株と根を失わないようにします。花茎や葉を横に倒しながら鉢から株を取り出します。
根の確認と整理

株(かぶ)の画像
根を確認し、古くなっている、傷ついている、または腐っている部分を剪定(切り取り)します。健康な白い根を残しますようにしてください。根の先端部分に新しい根が出ている場合はそのまま残します。
新しい鉢への植え付け方法

紫の胡蝶蘭の画像
新しい鉢に十分な穴があいていて水はけの良いものを選びましょう。鉢の底に少量の培養土を入れ胡蝶蘭の株を中央に置きます。
培養土をゆっくりと追加しながら根にしっかりと密着。根と培養土のあいだに隙間ができないように注意しましょう。植え替えたあと軽く鉢をふって培養土をかため株を支えるために竹串やステークを使用します。
植え替え後のケア
植え替え後は株に日光が当たらないような明るい場所に置きます。また、風通しの良い場所を選びましょう。
水やりは1週間に一回程度。根が乾燥する前に行い適度な水分量に気を使ってください。 水はけの良い鉢と培養土を使うことで過剰な水分が溜まらないようにします。肥料は胡蝶蘭専用の液体肥料を月に1回程度与えましょう。
まとめ
胡蝶蘭の植え替えは慎重に行い根や株を痛めないように注意することが重要。また状況によっては専門家や園芸店のアドバイスを求めることもおすすめです。
最後に
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