はじめに
胡蝶蘭を傷めずにそのまま持ち帰る方法を電車と自家用車の場合でそれぞれ解説。また花と株を切り分けて運ぶ持ち帰り方も合わせて説明します。
電車やバスを使う場合の持ち帰り方

段ボールのイメージ画像
まず、電車やバスでそのまま胡蝶蘭を持ち帰る方法です。
1,電車やバスの乗車前に、胡蝶蘭をしっかりと梱包します。葉や花を守るために、新聞紙やクッション材を使って包み、胡蝶蘭を固定するため紐やゴムバンドなどを用意しましょう。
2,持ち帰りに適した大きさのガーデニングバッグやダンボール植物ケースを用意し、胡蝶蘭の花が傷まないよう意識しながら梱包した状態でバッグやケースに入れます。バッグ内で植物が動かないように注意しましょう。
3,電車内では、周囲の人々や荷物にぶつからないように注意しながら席や床の上にバッグを置きます。
自家用車で帰る場合の持ち帰り方

3本立ち胡蝶蘭の画像
次に、車でそのまま持ち帰る方法です。
1,胡蝶蘭を車内に移動する前に、車の床やシートを保護するために新聞紙やビニールシートを敷き水や土の汚れを防ぎます。
2,胡蝶蘭を固定するためにシートベルトやゴムバンドなどを使って直立させ、倒れないようにしっかり固定します。
3,長距離を移動する場合や道路が荒れている場合は、胡蝶蘭を保護するためにクッション材などを使用することを検討してください。
4,屋内の温度を調整し、胡蝶蘭が暑すぎたり寒すぎたりしないように注意します。適切な温度と湿度を考慮するため、屋内のエアコンやヒーターを調節します。
また、胡蝶蘭は繊細な植物なので、慎重に扱い、揺れや振動を大事にしましょう。
花と株を分けて持ち帰る方法

ハサミの画像
次は、胡蝶蘭を株と花に切り分けて持ち帰る方法を説明します。
1,必要な道具を用意します。株と花を切るために、ガーデニング用のはさみやナイフ、クリーニング用のアルコールなども役立ちます。また、植物を包むための新聞紙やクッション材も準備します。
2,株の切り分け方を理解しましょう。株とは、胡蝶蘭の根と茎の部分で花は茎の先に咲いています。
3,株の切り分けです。 はさみやナイフを使って胡蝶蘭の根元にある茎を切ります。 根切り元からほぼ近い位置で切るようにしてください。 株と花を切り分けた後、茎の口にアルコール消毒します。
4,花の切り分けです。胡蝶蘭の茎の上部にある花を切り取ります。花を切り取る際にも、茎の切り口にアルコールで消毒することを忘れずに行ってください。
5,切り分けた株と花を包みます。新聞紙やクッションや材を使って、株と花を個別に包み容器(段ボールなど)に入れましょう。植物を保護し運搬中に傷つかないようにします。
6,植物が倒れないよう容器の底にクッション材や新聞紙を置く敷物をおすすめします。また、容器を限りなく安定させるため、車の場合は荷室や床に置き、電車の場合はバッグやカートンの中で固定しましょう。
7,旅行中は慎重に扱い、揺れや振動から植物を保護します。電車の場合は、容器を周囲の人々や荷物にぶつからないように注意しながら運びます。自家用車の場合は、車内での揺れを大事にするため、最も平らな場所に容器を配置しましょう。
まとめ
以上が頂いた胡蝶蘭の持ち帰り方になります。胡蝶蘭は繊細な植物ですので、株と花を切る際には慎重に行い、運搬中も十分な注意を払いましょう。
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