3分でわかる胡蝶蘭でドライフラワーを作る方法:失敗しない説明書

胡蝶蘭の切り花写真 胡蝶蘭の育て方
胡蝶蘭の切り花写真

はじめに

胡蝶蘭は高級感があり艶やかな花でドライフラワーとして使用すると独特の魅力を持ちます。 しかし、胡蝶蘭は花身が厚く大きいため水分を飛ばしにくく比較的ドライフラワーにするのが難しい花です。

ドライフラワーの作り方には、シリカゲルを使って作る方法(シリカゲル法)、自然乾燥させる作り方(ハンギング法)、少しだけ水を入れ水分を飛ばす方法(ドライインウォーター法)などがありますが初心者が成功しやすいのはシリカゲル法です。

方法1:シリカゲルを使った乾燥(シリカゲル法)

シリカゲルの画像

シリカゲルの画像

1,胡蝶蘭の花を選び、茎の長さを調整します。
シリカゲル(乾燥剤)をご用意しております。市販のものを購入するか、インターネットで入手できます。

ドライフラワー用のシリカゲルはコチラ

2,シリカゲルを正しい容器に入れます。透明な容器が入ります。
胡蝶蘭の茎をシリカゲルに埋め込みます。花びら同士が接触しないように注意して配置しましょう。

3,茎を完全にシリカゲルで覆い、密閉容器に入れます。花がシリカゲルに触れないように注意してください。

4,容器を風通しの良い場所に置き、約2週間から4週間待ちます。シリカゲルが花の水分を吸い取り、花が乾燥します。

5,乾燥が完了したら、花を取り出してゆっくりナシリカゲルを取り除きます。

注意事項:

シリカゲルは乾燥剤ですので、取り扱いや保管の際には注意が必要です。

方法2:自然乾燥(ハンギング法)※成功率低し

1,新鮮な胡蝶蘭の花を選びます。開花してから数日が経過した花を使用するとドライフラワーとしての耐久性が高くなります。

2,胡蝶蘭の茎を切り取り、長さを正しく調整します(お好みに合わせて)。

3,茎を束ね風通しの良い場所に吊るして自然乾燥させます。
乾燥には1週間から2週間かかります。 茎が乾燥し、葉と花びらが軽くなったら完了です。

注意事項:

胡蝶蘭の花はデリケートで傷つきやすいため自然乾燥は時間がかかり花が黒く変色したり茎が折れたりすることが多いのでこの方法は不向きです。水分量の少ない花に適した方法。

方法3:ドライインウォーター法は胡蝶蘭に不向き

花瓶に少量の水を入れ1~2週間かけて少しづつ水分を飛ばしていくドライフラワー作成方法ですが乾燥まで時間がかかるため胡蝶蘭で行うと雑菌の繁殖や病気になるリスクが高く変色などが伴うのでお勧めできない方法になります。

番外の方法:押し花

押し花のイメージ画像

押し花のイメージ画像

押し花も立派なドライフラワーです。胡蝶蘭の押し花を作る方法は以下の通りです。

胡蝶蘭の花を選びます:新鮮でまだ完全に開花していない花を選ぶのが理想的です。花が十分に開いている場合、花びらが壊れやすいため比較的若い花を選びましょう。

用意する道具
・胡蝶蘭の花
・押す花のブック(花を挟むための専用のブック。ペーパータオルでも代用可能)
・押し花の紙(吸水性が高い紙が出る)
・重いや本板(花を挟んだブックを押さえるため)
・ペーパータオル

作成手順

1,花を押す花用の紙に挟む

・蝶蘭の花をひとつひとつ選んで、ペーパータオルでやさしく水分を取り除きます。
・押す花の紙の中央に花を丁寧に配置します。あくまで平らになりますようにしましょう。
・花を挟む前後に、追加のペーパータオルを挟んで保護します。

2,押し花を挟んで押し花ブックに入れる

・花を挟んで、押し花のブックの上下に挟んだペーパータオルを置きます。
・押し花のブックを重い本や板で挟んで、花をしっかり押さえます。
・押す力を均等に分散させるため、本や板は花がまんべんなく押し潰されないように。

2,乾燥させる

・押し花のブックに挟んだ花を、風通しの良い場所に平らに置いて乾燥させます。
・乾燥には時間がかかる場合がありますが、数日から1週間程度待ちます。
・完全に乾燥するまで花を出さないようにしましょう。

3,仕上げ

・花が完全に乾燥したら、押し花のブックから取り出します。
・押し花の紙から花を慎重に取り外し、必要に応じて微調整します。
・花を押し出す際は、花を押し過ぎないように注意しましょう。

まとめ

これらの方法を試して、胡蝶蘭の美しさをドライフラワーとして楽しんでください。

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